復活!待望のアリエテ・ボイラー内蔵型パワースチームアイロンがデロンギから 6299/2N

 ※この記事は2010年9月のものです。
現在2013年モデル・アリエテパワースチームアイロンが絶賛販売中です。

現在 アリエテの全てのアイロンお取り扱いは終了しました。

新型モデルにつきましては、どうぞこちらでご覧下さい。

 

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みなさんの記憶の中に、秀逸なアイロンとして残こるアリエテ・ボイラー内蔵パワースチームアイロン。
今でも探し求める方がいるほど。一度使用された方はその良さに、何台も買い替えて使用されるほどです。
そのアリエテのアイロンを、この度日本のデロンギ・ジャパンが引き継いで6299/2Nとして販売をすることになりました。
そこで、実際にこちらを使用した感想をこちらでは紹介したいと思います。
まず、一番分かりやすく大きな変更点。
ボディは6299/1を継承したと思われるデザインで、グリップが日本人女性にはすこし太すぎるのでは、というのが個人的な感想です。
ラバーグリップのためしっかり握り込む必要も無いので、それほど難点でも無いような気はしますが、旧モデルと比較したときやはり太いな、と感じるのは否めません。
ソールのかけ面はクロームから、セラミックに変更
そのことにより、かけ具合で変化があるかというと特に無いと感じます。
ただ、アイロンはうっかり触ってしまうことがありますので、そんなときの瞬間体感温度がクロームよりも低く感じます。火傷しづらいのでは?っと思ったりしますが、実際はどうなんでしょうか。
しかし、このセラミックコーティングのお陰でお手入れは非常に楽そうですね。
余ったノリが付いてしまっても、さっと拭くだけなので気が楽です。
それでも以前、面を汚さないように気を遣っていたというわけでもないので、とても楽になったという程ではありませんが、そこらへんは個人の使い方によることでしょう。
セラミックコーティングは丈夫といいますが、強度に関してはまだ使用1ヶ月程度ですので、わからないというのが本音です。
そしてなんといっても機能面での大きな変更点は、
垂直スチームが可能になったことです。
季節の変わり目、洋服ダンスから出したばかりで、シワや匂いの気になる物にさっと一噴き。
そんな使い方ができるようになったので、用途がぐっと広がるのではないでしょうか。
でもアイロンを置くときは必ず水平置きするということは変わってませんので、ご注意下さい。
しかし水平置きしなくてはならないのに、なぜ垂直スチームが可能なのかは謎です・・
その他、変更点は温度調整段階が9だったのが、6段階へ。
タンク容量も210mlから200mlと減っています。
また、世の中エコだというのに、消費電力は740Wから800Wに増えてます。
このようにちょこちょこと小さな変更はあるのですが、この待ち望んでいたアイロンの再発にあったて、私の使用感は 嬉しいことに以前と全く変わりがないということです。
以前よりアリエテをご使用頂いている方には、安心して新モデルをご利用頂けると言うことをお伝え致します。
変わらないパワースチーム。上質なきめ細かい大量の蒸気で、生地はピシッと仕上がります。
しかしこのアイロンの性能を紹介するとき、蒸気の量や持続時間をとやかく言っても意味はありません。
アイロンをかける目的が果たせているのか、満足度を考えてみれば充分です。
シャツやパンツなど、日常の洗濯物は、何度もいったりきたりプレスをかける必要がありません。
一度のプレスでピシッとしたまま。まるで洗濯屋さんに出したようです。
キルトやパッチワークなど、作品作りにもこの強力なプレス力は欠かせません。
もちろん、縫製を家庭でされる方がご利用頂けば、二度と手放せないことに気がつきます。ニットでもしかり。仕上げの蒸気には、業界でも長くこのアイロンを愛用して頂いています。
アイロンにこんな高いものはいらないのかもしれません。
でも、このアイロンを手にしたら、多分もう別のアイロンを使う気にはなれないと思います。私があそうであったように。
デロンギ・ジャパン株式会社
ボイラー内蔵型パワースチームアイロン 6299/2N