月別アーカイブ: 2010年9月

1カセで作る バッグinバッグ

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ジュエリーレース1カセで編むプチバッグ
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用意したのはゴールド1カセ。10号棒編み針 とじ針 10号かぎ針 小花用に7号かぎ針
縦11cm×横18cm、持ち手は45cmのプチバッグ。
飾りに ラズベリーで作った、取り外し可能な小花を付けてみました。
編み始めを1m程残るようにして、10号で横25目(約18cm)。ずいぶん緩く編まないと18cmになりませんのでご注意。
糸を約2m(持ち手の鎖の長さ分)ほど残して、ガーター編みで編み切ります。05.jpg
四角く出来たらこれを半分に折り、両サイドを1mの方で綴じていきます。
あとは持ち手をかぎ針の鎖編みで。もっと長くしたかったら、糸を長めに残してください。
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取り外し可能な小花。
キーホルダーにしてもカワイイですね。
真ん中の花芯の部分に大きなスワロフスキーでも付けてあげようかと思っています。
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因みに、ほぐすと1本の糸。1カセを一度も切らずに編み上げました。
口をジッパーにしても良かったかも。あるいは小花に磁石ボタンを付けて・・とか。
持ち手はワイヤーにしても凄く素敵だと思うのですが、1カセで編むことを優先しましたので、一番糸の消費量の少ない方法でやってみました。
可能性が広がりますね。
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アイロン比較 <直本・ヴィトラ・アリエテ>

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いずれのアイロンも凄い凄いと言っていますが、では実際どのアイロンをかったらいいの?
という話しになってきます。
蒸気の種類だけで言えば、ヴィトラは勢いよく噴出するジェット噴出です。量の多少は選べません。
一方アリエテ6299/2Nは蒸気機関車のようにたくさん噴出します。そして、蒸気の量を自分で’調整することが出来ます。
タンク容量はヴィトラの方がすこし少ないので、まとめてアイロンをかける場合には継ぎ足しが必要となるでしょう。

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少ししか使わないあるいはこまめにアイロン掛けをされるかた、思い立ったときすぐにちょこちょこかけるかたには、ヴィトラがよろしいかと思います。
直ぐにかけ面温度が上がり、スタンバイオッケーとなります。
ヴィトラはアリエテに比べ先が比較的細いので小回りが利くような気がします。
直ぐにあたたまり、使用後はすぐに冷える。だからチョイがけが億劫とは感じません、

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一方アリエテは入電に時間がかかり、水捨てを怠るとカルキでボイラーの故障につながります。
なのでハンカチ一枚にアイロンをかけるのは億劫と感じてしまいます。
これらのことから考えると、ちょこちょこアイロンをかけられる方にはヴィトラがよいのでしょう。
また、アリエテはドライで使うときに温度が充分にあがりません。
公称は最高温度はアリエテのほうが高いのですが、ドライで使うときにはそれほどの高さが出ません(一回蒸気を噴出させると上がると言われていますが)。これは蒸気アイロンの宿命ですが、濡れたもにアイロン掛けをするとき、物足りないと感じるでしょう。
 
ヴィトラは、蒸気とはヒーターが別のダブルヒーターなので、蒸気を使わなくても最高温度が出ます。
これは、一番のミレの売りです。
しかし、用意に時間はかかり使用後のお手入れも必要(残りの水を捨てる)ということはあっても、ニットや裁縫の制作者には絶対に6299/2Nをお勧めします。
蒸気の精度はやはり6299/2Nは他に群を抜いて秀逸で、間違った使い方をしない限り蒸気がぼたぼたと垂れることはありません。
蒸気量を調整でき、安定して充分な蒸気を噴出出来るアリエテアイロンは製品製作に欠かせません。
 
ヴィトラは水容量120ml アリエテは水容量200ml
1回の使用でそれ以上の蒸気が必要な方には、業務用としての直本を。

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直本アイロンは、洗濯屋さんでおなじみのアイロンです。
言うまでもなく業務仕様ですので、やはり何よりパワフルで故障もなく申し分の無い商品です。信頼の国産アイロン、 もはや説明が必要ありません。
まとめがけをする方、セミプロ、プロの皆さんには故障もほとんど無い直本アイロンが絶対におすすめです。家庭用に水タンクを置くタイプが人気です。
但し、こちらは受注販売です。数日納品にお時間を頂きますので、お急ぎのお客様は予め納期をお問い合せ下さい。
 
お買い求めは Toki Houseへ 

ボイラー内蔵型スチームアイロン6299/2N 欠点はあるのか?

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ずばり言ってしまえば、アイロンとしては高価な商品です。

これをわざわざ買う必要があるのか・・?
最もな疑問です。
まず、一度ご使用頂けば分かりますが、充分な上質の蒸気で洗濯物でも作品でも、驚くほどピシッと仕上がります。
何度もアイロンを往復させる必要も無いので、余計なシワが入ることもなく、私はこれを使って数年、家庭で洗濯できないスーツなどでないかぎり、クリーニング屋さんにはほとんど出さなくなりました。
HPの商品説明では性能数値を申し上げてますが、仕上がりの良さはお使い頂ければ一目瞭然です。
しかしここで良いことばかりも言ってられませんので
欠点を率直に書いてみたいと思います。
1 なにしろ大きい。特に手の小さい私には握りが少し太い。
2 アイロン自体が大きいので、アイロン掛けに不慣れな人にはかけずらいかもしれません。慣れないうちはタックや袖口など細かい部分ので小回りが利かずアイロン掛けが難しいと感じるかも知れません。
小さい、軽いアイロンをお求めの方には、お勧めできません。
 
3 入電からスタンバイ終了まで時間がかかる。
弊社の実験結果で 約4分です。
早い物(弊社でもお取り扱い中のヴィトラは即熱くなりますね!)はすぐにも熱くなりますので、全く勝負になりません。さらには終了後も冷えるのに時間がかかります。
小さなお子さんがいるご家庭では、迂闊に使用後のアイロンを放置しないよう注意が必要です。
ボイラー式のアイロンは、中の水を沸かすわけですから当然と言えば当然。ボイラー内蔵の宿命なので仕方ないですね。
使用後は中のお湯を捨てると(火傷しないように気をつけて!熱湯を捨てる場所も流しなどに直接捨てるとシンクやパイプを傷つける場合があります)多少早めに冷ます。
4 ドライアイロンとしてしか使わない人にとっては全く不要
ドライアイロンとしてだけ使う方には、蒸気は必要ないのでわざわざ蒸気の素晴らしいこのアイロンを買う必要は無いと思います。
また、このアイロンの最高温度は約180度です。ドライアイロンとして濡れたものにアイロン掛けをするには温度がすこし低いです。最高温度の高いものをさがされることをお勧めします。
5 水が沢山入らない(少ないわけではないんですけど)
週末に纏めてワイシャツのアイロン掛けをする人も多いと思いますが、大人のシャツでせいぜい4枚前後。
それ以上纏めて掛けるには、タンクに水を足す必要があります。
もちろん、それはスチームアイロンとして特別少ないわけはありませんが、もっと使いたい方には直本アイロンをオススメします。
どうでしょう?
今思い当たるところ、これぐらいなのですが・・4番目についてはとても大事なことですのでご注意ください。
5番目に関しては
デロンギさんはかの素敵なエスプレッソマシーンで、水と圧力については得意分野です。実に頼もしいメーカーさんに引き継いで貰えたと感謝しています。
・・・デロンギモデル終了しました2011.12月
※デロンギモデルの販売は終了しました。
2013年モデル アリエテパワースチームアイロンはこちらで絶賛発売中。
アリエッテブランド 6299/2N 絶賛発売中です。  一部記事修正 2014.2.10

復活!待望のアリエテ・ボイラー内蔵型パワースチームアイロンがデロンギから 6299/2N

 ※この記事は2010年9月のものです。
現在2013年モデル・アリエテパワースチームアイロンが絶賛販売中です。

現在 アリエテの全てのアイロンお取り扱いは終了しました。

新型モデルにつきましては、どうぞこちらでご覧下さい。

 

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みなさんの記憶の中に、秀逸なアイロンとして残こるアリエテ・ボイラー内蔵パワースチームアイロン。
今でも探し求める方がいるほど。一度使用された方はその良さに、何台も買い替えて使用されるほどです。
そのアリエテのアイロンを、この度日本のデロンギ・ジャパンが引き継いで6299/2Nとして販売をすることになりました。
そこで、実際にこちらを使用した感想をこちらでは紹介したいと思います。
まず、一番分かりやすく大きな変更点。
ボディは6299/1を継承したと思われるデザインで、グリップが日本人女性にはすこし太すぎるのでは、というのが個人的な感想です。
ラバーグリップのためしっかり握り込む必要も無いので、それほど難点でも無いような気はしますが、旧モデルと比較したときやはり太いな、と感じるのは否めません。
ソールのかけ面はクロームから、セラミックに変更
そのことにより、かけ具合で変化があるかというと特に無いと感じます。
ただ、アイロンはうっかり触ってしまうことがありますので、そんなときの瞬間体感温度がクロームよりも低く感じます。火傷しづらいのでは?っと思ったりしますが、実際はどうなんでしょうか。
しかし、このセラミックコーティングのお陰でお手入れは非常に楽そうですね。
余ったノリが付いてしまっても、さっと拭くだけなので気が楽です。
それでも以前、面を汚さないように気を遣っていたというわけでもないので、とても楽になったという程ではありませんが、そこらへんは個人の使い方によることでしょう。
セラミックコーティングは丈夫といいますが、強度に関してはまだ使用1ヶ月程度ですので、わからないというのが本音です。
そしてなんといっても機能面での大きな変更点は、
垂直スチームが可能になったことです。
季節の変わり目、洋服ダンスから出したばかりで、シワや匂いの気になる物にさっと一噴き。
そんな使い方ができるようになったので、用途がぐっと広がるのではないでしょうか。
でもアイロンを置くときは必ず水平置きするということは変わってませんので、ご注意下さい。
しかし水平置きしなくてはならないのに、なぜ垂直スチームが可能なのかは謎です・・
その他、変更点は温度調整段階が9だったのが、6段階へ。
タンク容量も210mlから200mlと減っています。
また、世の中エコだというのに、消費電力は740Wから800Wに増えてます。
このようにちょこちょこと小さな変更はあるのですが、この待ち望んでいたアイロンの再発にあったて、私の使用感は 嬉しいことに以前と全く変わりがないということです。
以前よりアリエテをご使用頂いている方には、安心して新モデルをご利用頂けると言うことをお伝え致します。
変わらないパワースチーム。上質なきめ細かい大量の蒸気で、生地はピシッと仕上がります。
しかしこのアイロンの性能を紹介するとき、蒸気の量や持続時間をとやかく言っても意味はありません。
アイロンをかける目的が果たせているのか、満足度を考えてみれば充分です。
シャツやパンツなど、日常の洗濯物は、何度もいったりきたりプレスをかける必要がありません。
一度のプレスでピシッとしたまま。まるで洗濯屋さんに出したようです。
キルトやパッチワークなど、作品作りにもこの強力なプレス力は欠かせません。
もちろん、縫製を家庭でされる方がご利用頂けば、二度と手放せないことに気がつきます。ニットでもしかり。仕上げの蒸気には、業界でも長くこのアイロンを愛用して頂いています。
アイロンにこんな高いものはいらないのかもしれません。
でも、このアイロンを手にしたら、多分もう別のアイロンを使う気にはなれないと思います。私があそうであったように。
デロンギ・ジャパン株式会社
ボイラー内蔵型パワースチームアイロン 6299/2N