UVレジン仕上げの白磁はどうなったのか
はい。
作成してから丁度2ヶ月がたちました。
前回「白磁に転写フィルムとUVレジン まるでポーセラーツ」でつくってみました白磁のレーザートラン達は果たしてどうなったのでしょうか。
こちらが二ヶ月後の姿です。
驚きましたか?
ナンの変哲もなく見えますね!
・・・しかし。
コップのほうはよく見ますとレジンが黄色く変色しています。
やはり厚塗りしたので、薄く塗った皿の方より目立つようです。
失敗かな?・・
しかしなにより驚きますのは、じつはこれらのシール、一度剥がれてしまったのです。
どのように使用していたかと言いますと、あえて乱暴に使って品質チェックをしたいと思いまして、出来上がってからすぐに洗い桶に入れて浸け置きしてみたり、レンジにかけてみたりしたわけです。
常識の範囲内でそのようにしている分にはなんの不都合もなかったのですが、もうちょっとやってみようかな・・・と思いまして、皿は半日以上、もしかしたら一日近く水につけていましたら、メインの妖精がペリッと!
この絵は特にシールギリギリにレジンを塗っていたので、しかたがないかな・・
でもカップの方は大丈夫。と、思っていたのですが大間違い。
こちらも長く水に浸けておきましたら、やはり大きい妖精の図柄がぺろん・・
やっぱりだめかぁ・・でも諦めない私。全然根拠無くまだ水がついているうちに剥がれたシールを元の場所に指で押しつけるとなんかくっつくきがするー・・・いえやっぱりそれも気のせい。
ちょっと触るとぺろん・・
お勧め出来ない秘密の裏技
やっぱこの実験は失敗か・・・と思いながらやけくそで電子レンジでチンしてみました。
もちろん何も食材を入れず、空だき状態で「あっため」ボタンをぴっ。
そうするとまぁ、うちのレンジはなにを温めて良いのかわからなくなったのか、気がつけば延々と温め続け、終わったときには皿が割れるんじゃなかろうかと思うほどカッチカチに暖まってる(日本語がおかしい)。
やだ割れちゃう!と思いながら慌てて皿を出してビックリ。
急激に水で冷やし、触ってみるとあら不思議。
しっかり、剥がれたはずのシールがまたぴたっとくっついてしまいました。
・・・・
カップも剥がれたときに同じようにやってみましたがやはり同じようにぴたっと・・
そしてそれ以降はどうやってももう剥がれません・・・・・・
これは成功なのでしょうか?失敗なのでしょうか?
やはり食品が載る部分には直接レジンはやめておいた方がよいでしょうし、ましてや食品を入れた(乗せた)ままチンは避けた方がいいでしょう。このようにレジンが変質しているということは、なにか恐ろしいものが出ていても不思議ではありませんから(実際出ているかはわからないし、あくまで想像です)。
でも。
しっかり焼成するという意味では、いや、焼成ではないけど・・くっつきました・・
ああ、ななんだかよく分かりません。
決して、お勧めするわけではなく、こういう結果でしたというご報告です。あしからず・・でも成功かも?!