スニーカーに家紋・デコパージュでやってみた
2024年 パリ・オリンピックのスケートボード、堀米優斗選手の金メダルおめでとうございます!
金メダル獲得後のインタビューも落ち着いていて、偉業を前にしてなお謙虚な感じが本当に素敵でした。
そして、話題となったのがスニーカーに家紋が入ってるオリジナルモデル。金メダル後問い合わせ殺到でものすごい値段が高騰したんですってね。
そこで思いついたのが
「レーザートランでできるじゃん」
レーザートランなら、仕上げにUVクリスタルでコーティングする方法と、トップコートでさらっと印刷のように仕上げる方法があります。
ちょっとやってみんましょう。
<使用するもの>
レーザートラン:原稿を用意して、コピーして作る転写紙のもと。プリクラレベルですごいと思うの。
注意する点は、コピー機はレーザープリンター。インクジェットでは使用できません。
ターペンタイン(テレピン油なので油絵を書く人ならもってるかもね)
・仕上げ・・・プリント風に仕上げるなら
・仕上げ・・・バッジ風に仕上げるなら
UVクリスタル もしくは UVクリスタルpart2終売(2024.10)
<作り方>
レーザートランで転写紙を作る
1 デザインの画像を作ります。
コピー機を使うので、パソコンで原稿を用意しなくても、印刷物であれば普通にコピーをして作れます。
2 インクジェットプリンターで印刷
用紙設定を177~220g/m2に設定しています。
秤量の設定が無ければ「厚紙」設定で良いと思います
転写紙を貼る
3 プリントしたレーザートランを、絵柄より少し大きめにカット
4 水に浸して、30秒から1分程度。
はじめクルンとなったペーパーが、少し伸びてまっすぐな感じに戻るとちょうどいいかも。
5 取り出したら水を軽く落として、少しだけスライドして剥がれるか確認
6 貼り付ける面にターペンタインを塗布
揮発性なので、乾かないように手早く、貼る部分だけに塗ります。
7 ターペンタインを、剥がし、貼り付けたい部分の載せます。
ターペンタインはスライドするように剥がして下さい。載せたら強く擦ったりせずに優しく貼り付けて下さい。
ヒント
貼り付ける面が、木やレンガなど、染み込む素材の場合。
ピカピカした透明の部分が気になる時は 完全に乾いてから、上からまたターペンタインを塗布すると、透明フィルム部分だけが消えてなくなり本当にプリントしたみたいになります。
仕上げ方
レーザートランを貼ったままの状態では、簡単に剥げてしまいます。
そのため、仕上げに上掛けします。
そこで今回はTopcoatとUVクリスタルpart2で仕上げる方法を紹介します。
◾️プリントのようにそのまま仕上げたい時◾️
・仕上げ・・・プリント風に仕上げるなら
水性なので筆も水で洗えます。
↑画像は、艶消しマットのトップコートで仕上げた実物です
艶出しグロスと艶消しマットがあります。終売(2024.10)
ツヤツヤ仕上げの部分にはグロスですが、革には艶消しが合うので今回はマットを使用してみました。
※艶出しグロスについては、テーブル盤面をピアノのような鏡面に仕上げたページがありますのでそちらをどうぞ。すごいです
「サイドテーブルをリフォーム ライスペーパー編」
1 上から塗るだけ。
この綺麗にレーザートランが張り付いたスニーカーにトップコート・マットを塗っていきます。
マットは白濁していますが乾くと透明になります。
気にしなくても目立たなくなりますが、乾く前に、はみ出した部分を布や綿棒などで拭き取ることができます。
乾かせば出来上がり。
一度乾いてから2度塗りしました。靴なのでもっと頑丈にした方がいいかなと、思いこの後何回か塗っては乾かしを繰り返し、できあがりがこちらです
◾️バッジなど貼り付けた感じにしたい時◾️
・仕上げ・・・バッジ風に仕上げるなら
UVクリスタル もしくは UVクリスタルpart2 を、使います。
4回 UVクリスタルpart2を塗って仕上げ。
こんなかんじに盛り上げました。
1回目 塗り終わって 紫外線をあてて(お天気のいい日にベランダです)出来上がったものです。また薄い仕上がりです。
これを数回繰り返します。
そして出来上がりです。
動画はこちら
販売ページはこちら
Topcoat トップコート
https://www.tokihouse.com/gentie/wari1/top-coart.html
レーザートラン
https://www.tokihouse.com/gentie/wari1/lazer-paper.html
UVクリスタルpart2
https://www.tokihouse.com/gentie/wari1/uv2.html