熱転写の画期的商品 ホメルシート
色々な会社から生地にプリントを貼り付ける熱転写フィルムが出ていますが、この「ホメルシート」を多くの皆さんに知って頂きたくて、今回ヂャンティさんの商品の取り扱いを始めさせてもらったといっても過言ではありません。
そのホメルシートですが、熱転写フィルムと言うのは正しくない。これは両面接着シートなのです。
何をするのに使うものかと言いますと、「デコパージュ」。
いままでペーパーナプキンを貼り付けていたトランスファコート(液体)のかわりになるものです。
それによって、生地がどうなるとかそういうことではなくて、その貼り付き方がもの凄く美しいのです。トランスファーだと光ってしまいます。しかし、このホメルシートを使うとプリントした生地と全く同じように美しく、発色良く好みの模様を入れることが出来るのです。
まるで印刷物のような自然な発色。だのに、自由に好きな図柄を付けることが出来る。転写した生地はミシンも掛けられますし、水に濡れても大丈夫です。
これはものすごく画期的なフィルムです。
しかも、この商品、ヂャンティさんで開発されたオリジナル商品なのです。
『ええぇ! よその会社なら「社運をかけた新商品」って大々的に大騒ぎするような逸品ですよ!』と驚く私に、高尾社長は「えへへ、うちは宣伝も控えめなの」なんてまったく意に介さず。
なんという、なんという遠慮がちな・・
そこで冒頭にありますように私がこのホメルシートの良さを皆様にお伝えしましょう、ということで、この「コレどう?」〜ホビー編の第一回目からホメルシートの紹介を選ばせて頂きました。
まずはヂャンティさんに展示されています参考作品です。
これ、印刷じゃないんですよ。
もとは生成りの無地の生地です。使っているのもごく普通のペーパーナプキンです。信じられませんね。よーく見ると上には金のライン(ステッカー)も貼り付いています。いずれもアイロンで貼り付けた後にミシン掛け。
ペーパーナプキンやステッカー
押し花のように切り出した花プリントのペーパーを、花を生けるように併せてつくった図柄。綺麗ですね・・
針山や結婚式のリングピローも出来ますね。
これは新聞から切り抜いた写真を熱着。美術展のオリジナルグッズかと。
小さな小さなミニ額。テントウ虫にはUVレジンでもっこりさせて本物っぽく。金のお花をステッカーから貼り付けたら、気の利いたインテリアに。
使用した紙ナプキンはこのページの19番
もとはこのバッグも
部分的にプリントぺーパーを貼り付けて・・
ホメルシートの特徴はご覧のようにプリント柄の生地を作った、といった感じで、ぴっしと美しく貼り付きます。
一方トランスファコートは少し光が出ますが、テカテカした光りかたでもなく良い味わいがでます。ので、ここらへんは好みと用途で使い分けて下さい。
じゃないとダメな物もあり、どちらかを使い分けると最強です。
次は実際にホメルシートを使った様子をアップしていきます!