ルプゼ 作ってみた
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ルプゼとは
今回の「やってみた」は、ずばりルプゼ。
古くから知られている技法で、粘土を入れて立体的にする、これもまたデコパージュの種類の一つで、ルプゼといいます
簡単だけど、味のある、ちょっと素敵な壁飾りが出来てしまいますね。
作り方・・
1 表面保護
トランスファーコートを塗っては乾かし(温風でOK)、塗っては乾かし・・5,6回繰り返します。
形を作るときに、プリントに傷が付かないようにするためなので、厚く塗って下さいね。せっかちな私は薄くて、何度もやり直し命令が下りました。
2 切り抜く
そしたら切り抜きです。自分でどのような立体の構成にするか考えて切り抜いて下さい。好きな層の高さで好きな場所を選んでかまいません。私は簡単にすませようと、層式。
3 切り口をマーカーで塗る
そして紙の切り口を マーカーペン ルプルーム2(本体価格150円)で塗ります。出来上がった作品で、ここが見えてしまうと現実に引き戻されちゃいます。何色でも構わないのですが、暗い色にしておけば間違いない!
4 粘土を詰める
さて、粘土を。収縮率がきわめて少ないナピアを使用。固まっても小さくならないと5いうのが大事です。
5 貼り付ける
同じコトしてるように見えますが、今度はボンドを。紙にも最適レチックス、あるいはデコグルーを。裏全体と紙の部分にちゃんと塗ります。
本当は手で塗っちゃだめ! 手荒れします!!
さて、うまく乗っけてみました。
6 形を作る
そしてモデラで凸凹を作り型を作ります
7 重ねて立体をさらにつける
同じように、二層目を重ねて立体をさらにつけます。3枚重ねる人は3回、4枚重ねる人は4回これを繰り返します。
どこをどう立体にするかを考えるのが楽しいですね。
9 トップコートで保護
最後にトップコートを塗って・・
ツヤ消し、ツヤあり、お好みで好きな方をご使用下さい。
なお、UVクリスタルで更に上に薄く皮膜を作ってあげますと、まるで陶器のように仕上がります。
さぁ、出来上がり。