ホメルシートが剥がれずらいとき
古い書き込みで「ホメルシートでオリジナルブックカバー」
という項目の中でふれましたが、ホメルシートが剥がれやすいようにホメルシートにハサミで切れ目を入れてからペーパーに熱着させるという方法があります。
しかしホメルシートが改良され、剥がれやすくなったので、使用方法からこの工程がなくなりました。
しかし、いまでも剥がしづらいなぁと感じるときは、まずホメルシートにちょっと切れ目をいれてからペーパーナプキンを熱着させると、剥離しやすくなります。
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まず、ペーパーナプキンとホメルシートを、貼り付ける形に切ります。(写真はブックカバーなので四角です)
そしたらまず、熱着前のホメルシートにハサミで、ちょこんと切れ身をいれます。
切ってしまったら・・・と心配しなくても大丈夫です。
ホメルシートは、切れても糊面はアイロンの熱でくっついてしまいますから、熱着させると剥離紙だけにカットが入った状態になります。
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カットが入ったら、あとは今まで通り。
ホメルシートの糊面とペーパーナプキン裏をあわせて置き、上にキッチンペーパーをのせてアイロンで接着させます。
※ 糊の付いている面は、すこし筋が入っています。どちらが糊面か、どうしても分からない場合は、平らな面に置いたときに紙の端が持ち上がっているほうの面が糊面です。
さぁ、アイロンで加熱します。高温すぎるとのりが溶けすぎてしまいますので、くれぐれも温度に注意!
余ったノリがアイロンに付いてしまわないように、クッキングペーパーを一枚のせるのです。
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さて。
3から、ホメルシートの剥離紙を剥がします。
カットを入れた部分が剥がれやすくなります。左の写真はブックカバーとは別の作業の時のものですが、こんな感じではがれます。
そこから剥がしてみて下さい。
あとはこの剥離紙を剥がした糊面と、貼り付けたい生地をあわせて、
さらにそのうえにキッチンペーパーをのせてアイロンで熱着させます。
アイロンをかけるときは必ずクッキングペーパーで保護して下さい。余った糊がアイロンに付いてしまいますと、作品が汚れる原因になります。
いかがですしょうか。
剥離紙が剥がしづらいなぁ、と思うときにお試し下さい。