デコパージュでサイドデスクのリフォーム ペーパーナプキン編
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通販で購入した、”脚が邪魔にならない”という折り畳みのテーブルがどうも使い勝手が悪いため、これをリフォームしようと思い立ちました。
すこし大きめの、天板に貼り替えるついでに、かねてからやってみたかったデコパージュを施してみたいと思います。
なにしろ初めてだから、一人で上手く出来るかドキドキです。
今回用意したものはこちらです。
その他 紙ナプキン数種、筆(トップコート用筆 DZ310/10号、アクリル筆10号or12号ぐらいの丸筆、平筆)、トランスファーコート、トップコート、デコカラー、マスキングテープ、ステッカー数種です。
必要があれば仕上げように紙やすりと、天板をテープルに貼り付けるためにはレチックスと万力を用意します。
1 下ごしらえ、
板の肌が汚い場合には軽く紙やすりを掛けてあげてください。特に角をかるく面取りにしてやると気持ちいいですね。 こんな感じで、メインのペーパーナプキンを使ってみたいです。そうなるとこれだけだと寂しいので、縁に色を付けようかな・・ ということで、デコカラーの702を使用。
デコカラーは水性絵の具ですので、硬くなったら水を少しだけ足してあげて、使いやすい硬さに整えて使用してくださいね。水を足すときはムラにならないようによく混ぜて下さい。
着色作業の場合、マスキングテープで縁をしっかりマスクするのがキレイに仕上げるポイントです。
とくにテープ同士の重なったところの押さえが甘いと、綺麗に塗れません。しっかり貼り付けて下さい。
デコカラーはムラになりづらく、伸びも良くとても使いやすい絵の具です。トールペイントに最適です。
乾いたらマスキングテープを剥がす。
気持ちいい!
2、ペーパーナプキン
今回は<ドイツ製>ペーパーナプキン 33cm×33cmの99と143を使ってみようと思います。
この紙ナプキンは3重になっています。 よーくみて裏の2枚をはがして下さいね。
大変上質で薄いものなので、デコパージュが美しく仕上がります。反面破れ易いので、丁寧に扱いましょう。濡れてしまうとすぐに溶けて切れてしまします。
3 いよいよデコパージュ
トランスファコートを利用して貼ります。
トランスファコートとは、転写フィルムを作る液。新聞紙などから欲しい絵柄を転写するために、この液で転写フォルムを作る事ができます。その他、クラックルの下地用液にも使える優れもの。これを使って、板にペーパーナプキンを貼り付けてゆきます。
このペーパーはとても薄いので、台のほうにはトランスファコートを塗らずに直接上から塗布してみます。
机の板という比較的広い面に塗布するので、筆は大きめのものを使用します。
しかしこれが・・初心者がシワなく貼るのが難しい・・・どうやってもシワできてしまいます。
真ん中から両側に塗りを広げるように・・ 空気を入れずに注意して塗らないと・・
ぬおー、曲がっちゃうし、しわしわ(T-T)
しかも貼り直そうとすれば・・切れます・・ ああ、散々な仕上がり・・やはりなんでも修行なのですね。
とても一朝一夕にできるものでもなさそうです。修行せねば!
修正してみよう
チカラ入れすぎた場所は切れてしまったので、これを補修してみましょう。 このまがったラインを切り取ってしまい、
あらたに同じ模様を切り抜いて貼り付けました。
良くはないけど・・ちょっとはマシ?
本当にペーパーナプキンが繊細で、むずかしいです!
4、切り貼り追加
メインのペ−パーはなんとか貼ったので、ここにイメージを追加していきたいですね。花やチョウチョを切り抜いて、追加で貼っていきます。
大きいものをシワ無く曲がらず貼るのは大変難しいですが、このように切り出したプリントは、比較的貼るのが楽。
だけど切るのが大変だわ。 でも頑張ってこんなキレイになりました。
ついでにゴールドに色をいれちゃった
こうなるともう少しなにかしたくなってきます。真ん中のラインにデコカラーでゴールドをいれてみましょう。このゴールド901は何にでも使えてとても便利ですよ。
5、ステッカー
さて、さらに欲が出てきました。ステッカーをはってみましょう。
ゴールドの STC-33 をデコカラーを塗った部分にまずはってみた。
すごくステキになりました。
それではこのTC-G06 を使って角の飾りもしてみましょう。
デコカラーを塗った場所にはるのと,
白木の部分に貼るのとでは、同じステッカーなのに全く違う発色になります。
同じシールとは思えませんね。
勿体ないから、ステッカーを取り出した周りの部分も使用してみようかな。
ほらこんな感じ!! すてないで良かった(^_^)
6、トップコートで仕上げ
ちなみに筆は常に水をはったバケツに入れておくと良いですね。私は牛乳パックを切った物を使います。
紫色に見えますがこれを薄くのばします。
乾くとキレイ。泡も随分目立たなくてキレイに乾き上がります。 なるべく長いストロークで、なるべく泡立たないように塗りましょう。
7、出来上がり?
うーん、最初のわりには満足の仕上がり。 でもよくみるとペーパーナプキンのしわしわ部分が汚いので、これをさて、どうやって修正しましょうか。
そういうわけで、 次回、浮いてしまったりしわしわに仕上がったものの対策をレポートしたいとおもいます!
Top coatを上手く塗るコツ こすらず、ひっぱらず、空気が入らないように 剥がしたり、やり直そうと思うとペーパーナプキンは繊細すぎますので 「しくじったら深追いしない」というのが得策だと思います。 深追いすると傷が深くなります・・
デコパージュならToki House