デコパージュとキラキラバッグ 融合バッグの作り方
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革にホメルシートでデコパージュするのがとっても綺麗で驚きなのですが、そこにメルヘンテープやジュエリーレースのマチを付けて融合させてみました。
とてもゴージャスで、これをこのまま購入したいとのお声を沢山頂いていますので、こちらを紹介します。
どこにアップするか迷いましたがやはりデコパージュなので、デコパージュ・ホメルシート・トップコート使用の方法として、作り方をアップさせていただきます。
革にホメルシートで貼り付けたペーパーナプキンやライスペーパーの美しさを是非ごらん下さい。
用意するもの
革、80cm×45cm 1枚
革屋さんで購入
1000円〜3000円程度
ラ メルヘンテープ 好きな色
3mm/50m 2000円 2カセ
(画像の作品はシルバーとホロオパールを使用)
・ライスペーパー(クリムト接吻) A4 DFS253L
24cm×60cm 980円1枚
・ペーパーナプキン 33cm×33cm 1袋(3枚入) 160円314番 1枚と半分
ホメルシート(アイロン熱着シート)
A4サイズ(21cm×30cm)
1袋/2枚入り 620円
小(16.5cm×16.5cm)
1袋/4枚入り 530円
革にプリントを熱着させるのに使用するシートです。
A4サイズを2枚、16.5×16.5cm 6枚 使用しました
トップコートつや消し 1340円
トップコート塗布用 平筆
DZ310コーティング筆 10号(幅約30mm)など 1本
細いところ用細筆
面相筆 0号ライナー TD808 丸筆 S-0号 など 1、2本
穴空けポンチ 2mm とプラスチックハンマー
ヨーグルトのカップは筆を洗う用に用意してあります。
アイロン 1台 + アイロン台
クッキングペーパー 適量
1 革を裁断
さて、一番最初は革を裁断します。
今回は80cm×45cm程度に切り出しました。
2 脇のマチを編む
メルヘンテープで15cm×80cm程度のマチを2枚用意
ガーター編み
見ての通り。初心者レベルのマフラーが編めれば全然オッケーですね。
バッグに縫い付ける時のテープを合計6m以上残すようにしてください。(編み始めor編み終わりのテープを3mづつ残すのがいいです)
3 ホメルシートで革にプリントを貼り付けます。
まずはペーパーにホメルシートを
ペーパーナプキンは3枚に別れます。プリントのあるペーパーのみを使いますので、綺麗に剥がしてください。
そしてホメルシート登場。
16.5cmの小さいほうがペーパーナプキンの1/4のサイズなので、ペーパーナプキンにはこちらを使用。
予めアイロンで貼って、切り出して使用しようと思います。
ホメルシートの光って筋が見える方が糊の付いているほうです。
糊の付いている面をプリントの方に乗せ、その上にクッキングペーパーを乗せアイロンを掛けます。
高温すぎないように注意!溶けたり切れたりしてしまいます。
150度の中温でしっかりね。
以前の使いかけのプリントだって、もったいなから使っちゃいましょう。
これにも16.5cm×16.5cmのホメルシートを貼ります。2枚使用
ここまでで16.5cmのホメルシートは合計6枚使用しました。
続いてAサイズのライスペーパーはクリムトの<接吻>です。
ペーパーナプキンよりしっかりとした繊維のわかる紙がライスペーパーです。イタリア製で、他にも素敵が図柄やサイズがたくさんあります(380円から980円)。
こういうことにはライスペーパーが向きますね。
このライスペーパーにはAサイズのホメルシートを使います。
でも少し足りないの。
そんなときは残りの別のホメルシートを継ぎ足します
ホメルシートを継ぎ足しても、下にもクッキングペーパーを敷いてあれば、はみ出してしまった部分もこのように綺麗にはがれます。
余った部分をカットしてください
そして全体にまたホメルシートを綺麗にはったら剥離紙を剥がします
さぁ、全体に貼れました。
もうこのまま、革にアイロンで貼り付けられます。
そしてペーパーをアイロンで革にはりつけます
まず、一番面積が大きい物を先に。
剥離紙を剥がしたプリントを、貼り付けたい革に乗せ、そのうえからクッキングペーパーを当てアイロンをかけます。
クッキングペーパーを使うのははみ出した糊でアイロン面を汚して仕舞わないためです。
ペーパーナプキンの方はそのまま乗せて使用せずに、使う部分を切り出してから熱着したいと思いますので、まずはハサミで切り出します。
こんな風に配置することにしました。
残ったのはたったこれだけ。
でも!
これももったいなからつかおう
ということで全部配置しました。とにかく残りはひとかけらもなくなった。どこに使ったかわかるかな?(笑)
こうしてアイロン掛けができました!
本当に綺麗です。革にプリントを貼り付けてこんなにきれいになるなんて・・
4 トップコートを塗ろう
しかしカバンなので、そこはペーパーが擦り切れてしまわないように、つや消しのトップコートを塗って強くするようにしましょう。ここは好みで艶だしトップコートのほうを塗っても大丈夫。
ヂャンテイオリジナルのすごいやつトップコート艶消しの出番です。
細かいところは面相筆ではみださないようにように、広い部分は太い平筆、と筆を使い分けてぬっていきます。
革に付いてしまわないように、はみ出さないようk
仕上がはとても綺麗。買ったみたい・・
5 革の縫い目をポンチで穴(縫い目)を開けて行きます。
地道な作業。
革のトップコートが乾いたら、今度はマチを縫い付ける穴を革に開けます。
5mmごとに2mmのポンチで穴を開けます。
原則編み目の段数と同じだけ。でも狂っても大丈夫です。気にしない気にしない。
6 マチとカバンを縫い付けます。
クリップなどで場所を決め、固定させて縫い付けて行きます。最後にずれてしまわないように注意してください。
針を使用すると穴に通らないのでそのままテープの先を斜めにカットして、穴にとおします。
6 もち手
バッグの形が出来上がりました。
ここで革に持ち手を縫い付けるところですが、生地に穴を開けるのが躊躇われたので、マチの部分にベルトをSカンでつけると、もうそれだけでできあがり。
マチを大きく畳むと袋がふっくらしてカワイイ。
リバーシブルだし。中味がチラ見えなのもいいね。
それでは、角をたたむための仕組みを作ってみます。
残っているテープを4本取りの紐にして、 赤丸のへんに縛り付け両側から好きな長さでしばるようにします。
これならリバーシブルでどちらを表にしても中に紐を引っ張り入れてしまえますので、外から紐が見えません。
また好きな長さで縛れるのでバッグの大きさを調整しやすいです。こんな仕掛をして・・・
やっぱり持ち手も縫い付けて・・・
ずれてしまわないようにクリップで留めながら縫い付けます。
白を表にした画像は、底に縛っている紐が出ていますが、編み地の穴から中に入れて、カバンの内側で縛れば紐が外から見えませんね。
持ち手とショルダーベルト、両方してもいいですね。
そして安心するのもつかの間。
しっかり貼れていないところが結構剥がれてきたりします。
そんなときは、こちらの記事をごらん下さい。
折角貼ったホメルシートが剥がれてしまったら・・