3 素材別転写方法 <染み込む素材>


前の章ではフィルムをカットして、素材に仮止めしました。

素材によってここから処理画変わってきます

 

3 素材別転写方法 <染み込む素材>

ここでは、木・革・紙・レンガ・・など、染み込むものに直接プリントのように染み込ませてしまう方法です。


上手く出来るととても美しく、まるで印刷のように見えます。

 

では、この木箱に貼り付けましょう


用意するのは ホルベイン  ターペンタイン・テレピン油
350円 55mlターペンタイン

ご購入はこちら

 

1 貼り付ける部分にさっとテーペンタインを塗っておきます。

乾かないうちにフィルム(図柄)を載せます。

2 その上から、ターペンタインを塗ります。結構たっぷり塗っても大丈夫なのですが、何度も擦らないように注意して下さい。

 

 

 

擦りすぎるとこのようにフィルムが壊れてしまいます。

3 乾いてから、また塗ります。

4 斜めに見て、光っているところがあるとまだ定着していません。光らなくなるように、ターペンタインを塗って下さい。

 

途中で気になってしまうけど、一度塗ったら乾くまで弄らない!!乾いたらまたぬって。

光らなくなるまで良く馴染ませて下さい。

フィルムが完全に溶けきれたら出来上がり。革にもこんな綺麗です。

※注意!!
バッグなど、強く擦れるところは剥がれてしまいます。その場合上からトップコートやトランスファコート、デコグルーパート2などの上塗りが必要です。フィルムを貼った上にのみコートをすれば綺麗ですよ。


完全に浸透した状態なら、トップコートなどかけなくても大丈夫です。

もちろん強く擦ったり、洗ったりするのはお薦め出来ません。

 

さて、次は染み込まない素材への加工です。

 

<プリントフィルム>転写でショップロゴを入れまくろう

1 <フィルムを注文する

2 <フィルムの扱い方

3 素材別転写方法 <染み込む素材>

4 素材別転写方法 <染み込まない素材

5 素材別転写方法 <陶磁器

次は <染み込まない物の仕上げ>です