3 素材別転写方法 <染み込む素材>


前の章ではフィルムをカットして、素材に仮止めしました。

素材によってここから先は処理が変わります。ここでは、染み込む素材の仕上げ方です。

 

3 素材別転写方法 <染み込む素材>

木・革・紙・レンガ・・など、染み込むものに直接プリントのように染み込ませてしまう方法です。


上手く出来るととても美しく、まるで印刷のように見えます。

 

 

1仮止めとして、ターペンタインを塗った上に載せたレーザートラン。 

2 乾いたら、その上から再びターペンタインを塗ります。

結構たっぷり塗っても大丈夫なのですが、何度も擦らないように注意して下さい。

 

失敗例:擦りすぎるとこのようにフィルムが壊れてしまいます。

3 乾いてから、また塗ります。

4 斜めに見て、光っているところがあるとまだ定着していません。光らなくなるまで、2から3を繰り返し、ターペンタインを塗って下さい。


途中で気になってしまうけど、一度塗ったら乾くまで弄らない!!
乾いたらまたぬって。光らなくなるまで良く馴染ませて下さい。

 

フィルムが完全に溶けきれたら出来上がり。革にもこんな綺麗です。

 


完全に浸透した状態なら、トップコートなどかけなくても大丈夫です。

 

だけど、もし、擦ったり、洗ったりして使用する場合は、そのままだと剥がれてきてしまいます

次ページで紹介する「染み込まない素材への加工」と同様に、フィルムを貼った上にのみ液剤でコートをすれば綺麗に仕上がります。

 

 

それでは、次、「染み込まない素材」への加工です。

 

<プリントフィルム>転写でショップロゴを入れまくろう

1 <フィルムを注文する

2 <フィルムの扱い方

3 素材別転写方法 <染み込む素材>

4 素材別転写方法 <染み込まない素材

5 素材別転写方法 <陶磁器

次は <染み込まない物の仕上げ>です

 


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