考えてみればこちらの斉藤アイロン台の「マダム・サイトウ」(画像はスタンド型MS-6)。
アイロン掛けがしやすい根拠として、その構造ばかり重点的に説いてきたような気がするのです。なので、今一度具体的なアイロン台の活用例をおさらいしてみたいと、夕べシャツにアイロンを掛けててふと、思いましたので纏めてみます。
まず心得は洗濯物を台に載せたら密着するように手で撫でること
そうすることで、裁縫で言えばシツケをするかしないかの差のように、手早く綺麗に掛けられます。
そして私一押しのワザ 突出部分で肩の袖山
人によって違うとは思いますが、私はこの袖山部分が通常より簡単にかけられる思うのです。
この図で分かるでしょうか。
アイロン台の突び出したところに、肩の部分・袖山を併せるとすごく便利なんです。
本来でしたら、二つに畳んで前と後ろとそれぞれ書けなければならず、その為山が上手くあわなかったり、しわが寄ったり、すごく面倒でイライラ。
でも、ここに袖山を併せてかけると前後がいっぺんにかかってしまうので、大幅な時間短縮です。しかも綺麗。
この部分だけでもこのアイロン台買う価値があるとさえ思ってしまいます。
ついでに、肩口までかけてしまいましょう。
それから、どどーっと両前身頃、後ろ身頃を続けて掛けます
ついでに、袖もざーっとかけます。
これで8割は終わりです。いや、9割!
さぁ、残るは袖口と衿だけ。
衿は平たいアイロン台に比べ、簡単に綺麗に縫い目を伸ばせます。
袖口はちょっと気を遣いますが、それでもカーブが生地を伸ばしてくれる手伝いをしてくれて、ピッシッといけます。
さぁ、 これで終わりです。
あっというまに、男性物Y-シャツのアイロン掛けが終わったような気がします。
結構広くて、男性物のハンカチが1回でかかる大きさなので、置き直しをあまりしないで済むのもいいところです。
因みに、一回の給水で半袖ワイシャツ5枚がかけられました。
人によってちがうでしょうから、あくまでご参考までに。
同様にズボンのタックやスカートなどもはかせたり、帽子につかったり、用途が広いのがいところですね。
<活用法いろいろ>
ちなみに、アイロン掛けをもっと追求したいという方
斉藤アイロン台工業
立体万能仕上げ馬
これを使えば、袖や肩のよーく部分など、
いわゆるプロの仕上がりを実感できます。
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